カテゴリー「文化・芸術」の記事

2014.05.26

写真展「未来ちゃん」

今日は休みだったので、新潟市新津美術館で開催中(~6月1日まで)の川島小鳥写真展「未来ちゃん」を見てきた。

佐渡島に住む女の子の1年を写した写真集「未来ちゃん」は2010年の講談社出版文化賞写真賞を受賞し、雑誌「ブルータス」の表紙を飾ったこともあり、話題になったそうだ。
その未来ちゃんがいよいよ新潟に凱旋?ということで、やはり人気なのか、平日の午前中のわりにはお客さんが多かったと思う。
あとで知ったのだが、昨日あたりに入場者が1万人を突破したらしい。
ちなみに、美術館は月曜休みが多いのだが、新津美術館では会期中に数回「あいてマンデ~」と明るくオープンしている。

さて、未来ちゃんは、2歳から3歳になる頃の年齢だが、ここにあるのはアイドル的な可愛い写真ではなく、何か食べながらカメラをにらんでいたり、泣きやんだばかりで鼻水をたらしていたり。
どなたかがどこかに書いていらしたが「ニッコリ笑った写真をわざとはずしたのではないか、と思ってしまうような」感じだ(注:多少はあるけど)。

イメージとしては、奈良美智さんの描く子どもの絵とか、CMのグリーンダカラちゃんに近いと思う。

未来ちゃんが「ひょっとしてお母さんが、いやおばあちゃんが昔着てた?」みたいな昭和の子ども服や着物を着て、佐渡の自然の中だったり、キューピーちゃんやフランス人形とタブ・トラックスが混在している古い家の中やその周辺でころげまわって遊び、おそらく何かやらかして叱られて泣き、泣きやんでまた遊んだり、おなかが空いて一生懸命何かを食べたりして、力強く生きている姿がほほえましかった。

いや、「ほほえましかった」と自分では思っているが「一人でニヤニヤ笑ってる人」に見られたかもcoldsweats01

おみやげに未来ちゃんノートを購入(新津美術館限定品)。

Miraichan

A5横開きで、中は罫線ではなく薄いピンクのドット。
漢検受検勉強用の、漢字練習帳にしよう。

=====

(余談1)
未来ちゃんと一緒に写っている子どもがいて「あ、お姉ちゃんがいるんだ」と思って、しばらく見ていたら実はお兄ちゃんだったのでビックリ。

(余談2)
写真家の川島小鳥さん、名前からてっきり女性だと思ってたら、男性だったのでビックリ。

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2013.04.27

狂言

…というタイトルをつけると
「なんだ、風邪ひいたって言ってたのは
狂言なわけ?」
とか言われそうですが、そうではなく。

東京から風邪気味で帰ってきて
「うーん(体調が)やばいなぁ~」と
思いながら2件の飲み会に
参加したのですが、
その2件目は土曜日の夕方開始で、
昼間は何をしていたかというと、
人生初の狂言を鑑賞したのです。

アートミックスジャパン2013
というイベントの演目のひとつ。

一流の和のアーティストの
17の公演があり、
1公演45分という気軽さで、
お手頃価格で楽しむことができる。

時間帯的には
史佳さんの三味線や
ジェロさんのライブもあったが
いままで見たことのなかった
茂山千五郎家の狂言「千鳥」を
見ることにした。

冒頭にちょっとした
狂言についてのレクチャーがあり
それがとても参考になった。

中でも気に入った?のが
「移動」についてのお約束。

たとえば「千鳥」だと
太郎冠者が酒屋に行くのだが
屋敷から酒屋までの道行を
狭い能舞台でどう表すか。

独り言を言いながら
舞台を三角形に歩いていき、
(↓上から見たらこんな感じ)

Cocolog_oekaki_2013_04_26_17_11


上図のゴール地点で
「…とかなんとか言ってたら
酒屋に着いたぞ」
(注:実際はもっと狂言っぽく)
と言うと、酒屋に着いたことになる。

なんだかこのシンプルさが
とても気に入ってしまったので、
別の演目も見てみたい。

とかなんとか言ってたら
今日の記事も終わりだぞ。

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2012.08.11

TANeFUNe入港~感想編

今回思ったこと。

明後日朝顔や
TANeFUNeプロジェクトに関して
言われるのは
「地元住民との交流」
「寄港地の人々との出会い」
ということだ。

しかし
「交流」「出会い」というだけでなく、
日比野さんが出会った人を
これらの活動にいつのまにか
「巻き込んでいく」
のではないかと思う。

そして各地で新しいことが、
どんどん派生していく。

2003年の明後日朝顔が
船になるなんて
あの時誰が思っただろう?

Asatte_2


↑今年の明後日朝顔(旧水産会館)。
各地で育った苗が並んでいる。
このロープも確か植えつけ参加者と
一緒に作った…と聞いた記憶がある。

会館の内側から見ると、こんなふう↓

Asatte2

みんなまだあまり伸びていないですが。

Maiduru_4


↑舞鶴から来た苗もあったよship

=====

そして報告会が終わったあと、
スタッフと一緒に
ひっそりと会場の後片付けをしていた
日比野さんとクルーのみなさん。

暑い中の入港、
その後休む間もなく報告会があり、
大変だったと思います。

しかも後片付けまで。

なんだかじーんときました。

こういうところに
「巻き込まれる」人が
たくさんいるんでしょうね。

おつかれさまでしたhappy01

(おわり)

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2012.08.10

TANeFUNe入港~宝箱編

報告会では
TANeFUNeの航海経路と
活動報告などが行われました。

Tanecar


TANeFUNeが積んでいた宝箱。
「FROM THE SEA ウミノムコウカラ」と
書かれています。

この中には、寄港地のワークショップで
作られた宝物や描かれた絵、
出会った人が入れてくれた
その人の宝物などがありました。

ここには全部入りきらないので、
宝物の一部はすでに新潟に到着して
会場内のベンチに並べてあり、
絵は壁に展示してありました。

子どもたちがTANeFUNeを描いた絵。
その中で面白かったのが
「こわれたらどうするの」
と書かれた画用紙。

正直な…というか
確かに子ども心に心配になるかもcoldsweats01

さて、背景に写っている車、
TANeCAR(タネカー)と
日比野さんは呼んでいました。

TANeFUNeは本当に種のような
ちっちゃな船なので、
随伴船なしでは航海できず、
各寄港地で、次の港までの
随伴船を探すということも
必要だったそうです。

で、TANeFUNeの先回りをして
次の港の様子を見に行ったり、
随伴船探しの手伝いをしていたのが
このタネカー。

海と陸、両方のチームで
新潟を目指してきた、
というわけなのでした。

(つづく)

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2012.08.09

TANeFUNe入港~入港編

TANeFUNeが入港するのは
現在新潟市で開催中の
水と土の芸術祭2012
メイン会場である旧水揚げ場。

すぐそばの旧水産会館内で
概要説明などの話を聞いたあと、
そろそろ到着が近づいたとのことで
参加者一同外に出る。

お出迎えの歌
「明後日朝顔NIIGATAのうた」
(よくサッカーで使われる
「アイーダ」凱旋行進曲の替え歌)を
練習している間に…

おーっ、TANeFUNeが見えてきました!

Tanefune0


日比野さん、着岸準備に入ります!

Tanefune2_5

無事到着!長旅お疲れ様でした。

横から見たTANeFUNe。
宝箱を積んでいますdollar

Tanefune3


この後、日比野さんとクルーのみなさんは
旧水産会館内「かもめシアター」で
航海の報告会を行います。

(つづく)

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2012.08.08

TANeFUNe入港~説明編

日比野克彦さんの
航海プロジェクト「種は船」。
その船「TANeFUNe」が
いよいよ新潟に入港。

その瞬間を見に行ってきた。

=====

さて、「種は船」ってなんじゃ?と
思っている方々もいらっしゃるでしょう。
ということで少し説明を。
(チラシより転載)

2003年新潟を起源とする
「明後日朝顔プロジェクト」から変貌した
「種は船」は2012年
自走式の種の形をした船TANeFUNeとなり、
5月19日に舞鶴港を出港しました。
日本海沿岸の32の港に寄港し、
土地の人と出会い
記憶を積み込みながら
8月6日・新潟港に入港します。

「明後日朝顔」については
各地で育てられているので
ご存知の方も多いかもしれないが、
もとはといえば
新潟県が発祥の地(←ドヤ顔)

カフェヒビノネットワークより抜粋)

2003年
第2回「大地の芸術祭」で日比野克彦が
新潟県十日町市莇平(あざみひら)で
「明後日新聞社文化事業部」を設立。
地元の住民との交流を促進する目的で、
廃校になった小学校を拠点とし、
住民と朝顔を育てる。
校舎の屋根まで180本のロープを張り、
建物を朝顔で覆い尽くす。

で、この時の朝顔の種が各地に運ばれ、
各地域の交流が生まれる。
今年は25の地域が朝顔育成に
参加しているそうだ。

そして、この朝顔の種にまつわる
日比野さんの言葉。
(チラシより転載)

「収穫した種には
その年の土地と人の思い出が
記憶されている。
種が移動した時、
それは時を運ぶ乗り物になる。
種の形が船のように見えてきた」

その後、ワークショップなどで
船のオブジェが作成されるようになるが、
オブジェだけにとどまらず、
2010年からの舞鶴のプロジェクトで
ついに今年、本物の船が作られ、
明後日朝顔発祥の地である新潟に
航海してきたというわけだ。

そして、いよいよ新潟市の
水と土の芸術祭」会場に入港!

(つづく)

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