« 人生はゲーム | トップページ | 黒い目のミッキー »

2005.01.28

「undo」と「おかえり」

映画を2本見た。
以前実家のWOWOWで録画した「おかえり」と「undo」。

録画して安心し「今度見よう」と思って
そのままにしていた。
そんなビデオが何本かあり、たまたまこの2本を
見たのだが、偶然よく似た設定だった。

夫が忙しく、妻をあまりかまわない。
会話も少ない。
妻は家で夫を待ち続け、たまには約束も
キャンセルされ、
精神的に追い詰められていく。

「おかえり」は現実にありそうな感じ。
「undo」はちょっと非現実をプラスして、
映像の美しさにもこだわった感じ。
岩井俊二監督らしい。
海に遊びに行く、
逆光で二人のスニーカーだけが白い、
というシーンはきれいだった。

役者さんも「おかえり」のほうが普通っぽい。
「undo」はトヨエツと山口智子だし。

二人の住む部屋も、「おかえり」は古い集合住宅
(ちょっとセンスのいい椅子や棚などがある)で、
「undo」はコンクリート打ちっぱなし。

ところで、この2本を見て、妻は自分の世界を
持ってなきゃだめだと思った。

この2本に出てくる夫たちは、どちらも優しい。
妻の行動をうるさく言ったり、束縛したりなど
しない。
ところが、妻たちは夫を待つことにしばられて
自分で参ってしまう。
自分の心のよりどころが「夫」しかないのだ。

しかも、自分の世界は仕事じゃだめらしい。
(「おかえり」の妻は在宅で仕事をしていた)
「おかえり」の妻がピアノを続けていれば・・・と思う。

2本とも90年代なかばの作品だ。
まだ携帯電話は普及していない。
現在のように、携帯やメールで簡単に連絡がとれる
時代だったら、また話は違ったのかもしれない。

|

« 人生はゲーム | トップページ | 黒い目のミッキー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/31750/2722645

この記事へのトラックバック一覧です: 「undo」と「おかえり」:

« 人生はゲーム | トップページ | 黒い目のミッキー »